マネックス証券のNISA口座で米国株や中国株なんかを買おうとしてますが、税金がちょい面倒そうですね。
特に、為替差益は注意しておかないとダメそう。
備忘録をメモしておきます。
配当金や売却金で発生した余った米ドルの預かり金は、外貨建てMMFにすぐ置き換えないと税金の計算が面倒そう
【例①】
「米国株」の配当金を「1米ドル=100円」のときに1万米ドル受け取り、米ドルのままで口座内に放置しておき、「1米ドル=120円」のときに1万米ドルを日本円に両替して20万円の「利益」が出た場合、その利益は「為替差益」として雑所得となる。【例②】
100万円を「1米ドル=100円」のときに1万米ドルに両替し、米ドルのままで口座内に放置しておき、「1米ドル=120円」のときに、その1万米ドルを全額使って米国株を買った場合、その時点で20万円の「為替差益」が発生したことになり、雑所得となる。(中略)
そして、実はある「投資信託」を活用することで、面倒な計算や申告の必要な「為替差益」が発生する心配をなくし、しかも「米国株」に投資するタイミングを逃さない、とても簡単な解決方法があるのです。
それは、「外貨建てMMF(マネー・マーケット・ファンド)」を活用する方法です。「外貨建てMMF」とは投資信託の一種ですが、大手のネット証券などでは米ドルで直接購入が可能で、購入単位も1000円以上なら1円単位(0.01米ドル)となっていて、換金性も高いという特徴があります。
そこで、「『米国株』投資のために『日本円』を『米ドル』に両替したが余ってしまった」「『米国株』を売却した代金や配当金が口座に入金されたが使い道がない」という場合、同じ日に口座の米ドルで「外貨建てMMF」を買い付けるのです。米ドルが口座に入った日に「外貨建てMMF」を購入すれば「為替差益」は発生しません。また、「外貨建てMMF」を保有していて生じた利益は、「米国株」と同様に「譲渡益」となるため、「為替差益」を計算して申告する必要もなくなるのです。
「外貨建てMMF」は売買する際に手数料がかからず、外貨預金と比較しても遜色ない利回りの分配金がもらえます。「米国株」を売ったり、配当金を受け取ったりして口座に入金した米ドルで「外貨建てMMF」を買うだけで、「為替差益」を含めた損益計算が特定口座の中で完結するようになり、確定申告の手間を最小限にできるうえ、使い道がない米ドルを無駄なく運用することもできるのです。私は米国株を売ったり、配当を受け取ったりしたら、すぐに「外貨建てMMF」の買い注文を出し、必要に応じて一部を解約して「米国株」の注文をするようにしています。ちなみに、「楽天証券」のように「外貨建てMMF」を解約しなくても、直接「米国株」を買うことができる証券会社もあるので、「米国株」投資をするなら「外貨建てMMF」を活用するのがおすすめです。
参考米国株投資で注意が必要な「為替」と「税金」とは?「特定口座(源泉徴収あり)」か「NISA口座」で投資をして、口座内に「米ドル」を残さないのがポイント!
買い付ける時は、大体の買付け額を米ドル→円に振り替えてすぐ買えば問題なさそうなので、例1はなんとなく大丈夫な気はします。
例2は、面倒ですね。配当が入ったらすぐに置き換える必要がありそうなので。
この面倒を避けるなら、スプレッドを諦めて円貨で売買すればよいのですが、ちょっと流石に手数料がもったいない気がしますよね。
マネックス証券も、ここで紹介されている楽天証券みたいに外貨建てMMFから直接米国株を買えたらいいんですけどねえ。
米ドル建てMMF(米ドルベース)(ゴールドマン・サックス)を買付し保有していると、米ドル建てMMFから直接米国株式を購入することができます。買い注文約定時に、当該MMFが自動換金されますので、あらかじめ換金する必要はありません。
ただし、下記の記事をみると、米ドル建てMMFから米国株買付時、自動解約により一回円転されると書いてますが、本当なのだろうか。そのまま米ドル建てMMF→米ドルとやってくれたら一番良いのだけれども。
参考米国株用の投資資金を外貨建てMMFで保管するのはおすすめしない。損するから
その他参考記事
参考外貨決済サービス(マネックス証券)
外貨預かり金でそのまま外貨建てMMFは購入できそう。
・外貨建て債券の利金・償還金を「外貨」で受取るか「日本円」で受取るか選択することができます
とも書いてあるし、マネックス証券は「米ドル建てMMF → 日本円 → 米ドル」ではなく「米ドル建てMMF → 米ドル」とちゃんとやってくれるのだろうか?もしそうであれば、上の円転されてしまったため、ドルベースでマイナスみたいなことにはならなそうでよさそうだが。
外貨MMFは投資信託です。外貨でも特定口座にして取引をしてしまえば・・・後は証券会社が計算してくれます。
更にこの方法を利用すれば、金利が貰えます。
一応、元本割れのリスクはありますが、限りなく低いのと、多少お金がもらえるわけですから、購入する時まで米ドルをこの形で保有しておくのが適切でしょう。
私は、どこでも安全だろうという考えでブラックロック・スーパー・マネー・マーケット・ファンドを選択し、即日入金しました。
最大のメリットは、外貨を持っていても為替差益から逃れられる点です。
最大のデメリットは、ちょくちょく配当金を入金する必要がある点です。
こう考えると、配当が出そうな株はマネックス証券のNISAでは買わないのが楽な気がしてきますが、欲しい株が配当出してたらそこはね。。
追記:メールで証券会社に質問してみた
結局、よくわからない感じになったので、メールで証券会社に問い合わせしてみました。
楽天証券
質問内容
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/foreign/us/startup.html
米ドル建てMMF(米ドルベース)(ゴールドマン・サックス)を買付し保有していると、米ドル建てMMFから直接米国株式を購入することができます。買い注文約定時に、当該MMFが自動換金されますので、あらかじめ換金する必要はありません。上記ページに、このような記載がございます。この場合の自動換金からの購入というのは、
a)米ドル建てMMF(米ドルベース)→米ドル→米国株購入
b)米ドル建てMMF(米ドルベース)→ 日本円に円転 → 米ドル → 米国株のどちらのイメージに近いでしょうか。
https://ozaworks.com/gaikadate-mmf-chuui/
上記の記事を読みまして、実際どうなのか気になっております。個人的には、a) の通り、このタイミングで円ベースで精算されず、bのようにずっと米ドルベースになっている方がありがたいと思っております。
よろしくお願い致します。
送った後に気付きましたが「”bのようにずっと米ドルベース”は”aのようにずっと米ドルベース”」ですね。書き間違えました。
回答
GS米ドル建てMMFにて米国株式を買付される場合は、直接、
米国株式の買付代金に充当することが可能でございます。米国株式買い注文画面において、外貨決済を選択のうえ、
「GS米ドルMMFを含む」にチェックを入れて発注いただきますと
GS米ドルMMFを買付代金に、充当することができます。この場合、保有されている外貨建てMMFが自動解約され、
米国株式の買付けに充当されます。自動解約における
解約代金は、外貨となります。なお、「GS米ドルMMFを含む」にチェックを入れず、外貨決済を
選択の場合は、ドル預り金のみが買付代金に充当されます。ドル預り金とGS米ドルMMFを保有いただいている場合は、
基本的にはドル預り金より充当されます。その場合、複数
注文する際は、先に発注した買い注文からドル預り金を拘束
いたします。しかし、ドル預り金を拘束している注文が約定
せずに、GS米ドルMMFを拘束している注文が約定した場合は、
米ドルMMFの解約はそのまま執行される為、ドル預り金は残ります。米国株式取引デモは下記URLをご参照ください。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/foreign/us/demo/米国株式の取引ルールについては、下記URLをご参照ください。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/foreign/us/rule/ground_rules.html
この回答だけみると、日本円になるタイミングはなさそうで大丈夫そうにみえますが、実際のところはどうなんでしょうか。
前述のブログ記事の人はダメそうでしたけどねえ。
自分でやることがあれば判明するので、判明したらまたメモしておきたいですね。
マネックス証券
質問
米国株投資を実施しています。
https://info.monex.co.jp/bond/settlement.html
※ 外貨決済は同通貨間となります(例 ○:米ドル→米ドル、×:米ドル→ユーロ)。上記ページを読むと、このような記載がありますが、これは円転されず、外貨建てMMF → 米ドルとなるという認識でよいでしょうか。
https://ozaworks.com/gaikadate-mmf-chuui/#MMF-6
上記記事を読むと、外貨MMFは売却後の直接の米ドルキャッシュが入るわけではなく、日本円計算したレートで精算後、米ドルで入るように書いてあります。これは、マネックス証券の場合でも同じでしょうか。
上記記事にあるとおり、利息分増えているようにみえても、精算時にこのように元本割れすることはあるのでしょうか。よろしくお願い致します。
回答
>これは円転されず、外貨建てMMF → 米ドルとなるという認識でよいでしょうか。
⇒ご理解の通りです。
>外貨MMFは売却後の直接の米ドルキャッシュが入るわけではなく、
>日本円計算したレートで精算後、米ドルで入るように書いてあります。⇒外貨決済のため、MMFを売却したとして、
特定口座(源泉徴収あり)であれば、円換算して損益を計算し、
利益であれば源泉徴収をいたします。>利息分増えているようにみえても、精算時にこのように元本割れすることはあるのでしょうか。
⇒元本割れすることはあります。
「特定口座(源泉徴収あり)であれば、円換算して損益を計算し、利益であれば源泉徴収をいたします。」とありますね。
これは。ブログ記事の方が指摘しているように、特定口座であればタイミングによればマイナスになるってことですかねえ。
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