NISAで複数回同一銘柄を購入した場合の売却益の考え方について

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NISA口座で、同一銘柄を複数回に渡って買い付けております。NISA口座では先入れ先出し法で、売却するときは買い付けの早いものから順番に売却されるようですが、この時の取得価額の考え方がよくわからなかったので、証券会社に問い合わせてみました。

なお、私はマネックス証券のNISA口座を使っていますので、マネックス証券に問い合わせました。

目次

NISA口座で複数回買い付けた場合の売却順序や売却益の考え方

問い合わせ内容と、回答は下記の通りです。

質問

NISA口座では、先入れ先出しで売買損益計算されると聞きました。 添付ファイルのように、同一銘柄を複数回買付しているのですが、 この場合どのように計算されるかを教えていただきたいです。

↑添付ファイル

例えば、2018/3/13に2,381円で200株売却するとします。 この場合、No.1の100株と、No.2の200株のうちの100株が売却されことになり、利益は下記のように計算されます。
——————————–
No.1:(2,381-2,019)*100 = 36,200円利益
No.2:(2,381-2,112)*100 = 26,900円利益
よって、合計36,200+26,900 = 63,100円利益
——————————–
先入れ先出しというのは、年ごとや年をまたいだ同一銘柄の平均買付単価ではなく、このように買付が早かったものから順番に売却されていくという認識でよろしいでしょうか。

回答

NISA口座での売却時は、勘定年を選ぶことはできず、 先入れ先出し法に則り、勘定年の古いものからの売却となります。 なお、取得単価につきましては買付時の単価ではなく、 総平均法に則り、平均取得単価にて計算いたします。

お申出いただきました例でご説明いたしますと、 2018年3月13日に2,381円で200株売却する場合、2017年にお買付いただいた分から200株(No.1の100株・No.2の200株のうち100株)が売却されます。しかし、買付時の単価ではなく、平均取得単価で計算いたしますので、 【(2,381-2,317)×200=12,800】利益は12,800円ということになります。
※平均取得単価はNISA口座の残高一覧よりご確認可能です。

さいごに

つまり、売却順としては過去の買い付けのものから、取得単価は複数回買付による平均取得単価で計算するようです。WEBの記事とか見てるといろいろあったので、明確な回答が得られて良かったです。ひとまず、メモ的にブログ記事として残しておきます。

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この記事を書いた人

2017年5月、種銭1000万円で再々スタート(それ以前の成績は、-60万の損失程度)。2027年までに億り人に。軌跡をリアルタイムに記します。

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